悪魔/The Devil|悪魔は、怖くなかった。 ~ #35

🔥 実験35テーマ
【“いい人”でいようとしていた私は、本当の私を抑えていなかったか?】

The Devil– Rider–Waite Tarot (1909)
Artist: Pamela Colman Smith
Public Domain via Wikimedia Commons

カードを切っていたら、
一枚、スッと飛び出してきた。

悪魔。正位置。
ジャンピング。

でも、不思議と——
怖さはなかった。


今日一日を通して感じたのは、

👉 自分の中の悪魔が顔を出した
という感覚だった。


これまでの私は、
“いい人でいよう”としていた。

どう思われるか。
嫌われないか。
ちゃんとしていると思われるか。

気がつけば、
そのことばかりを気にしていた。


そんな中で見えてきたのは、

駄目な自分。
出来ない自分。
ポンコツな自分。

本当はやりたくないのにやっている自分。
良く見られたい自分。
意地悪な自分。
冷たい自分。


そんな自分も、全部いた。

そして今、
その全部を、丸ごと“私”として見ている自分がいる。

👉 それでもいい、じゃなくて
👉 それがいい、になっていた。


ふと、こんな疑いもよぎった。

👉 「これって、無理にポジティブにしてるだけじゃないか?」


でも、身体は静かだった。
ざわつきも、抵抗もない。

ただ、そこにあるものを
そのまま見ている感覚だった。


悪魔のカードは、
何かに縛られている状態を表す。

でもその鎖は、
よく見ると自分で外せるものだと言われている。


今回見えてきたのは、

👉 「いい人でいなければならない」

という、自分で自分にかけていた鎖だった。


そしてその鎖に気づいたとき、
内側からこんな声が聞こえた。

👉 「悪い部分もあっていい」
👉 「全部認めていいんだよ」


さらに今日、現実でもひとつ出来事があった。

契約を切られた。

ショックだった。
悲しかった。


でも同時に、こうも思った。

自分もこれまで、
「必要ではない」と思った関係は手放してきた。


それは世の流れとして、
当たり前のことなのかもしれない。


だけど——

👉 それでも、悲しいものは悲しかった。


感情は、処理するものじゃない。
通過するもの。


前に進むために昇華するのではなく、
感じ切ったら、自然と前に進んでいた。


そして一日を終えて、ふと思う。

悪魔は、出てこなかった。


でもそれは、いないからではなく——

👉 もう隠す必要がなかったからかもしれない。


私は優しくて、良い人だ。

でも同時に、

意地悪で、冷たくて、
ポンコツで、どうしようもない部分も持っている。


👉 その全部が、私だった。

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