🔥実験25テーマ
【「一つ欠けている」と感じたとき、全体はどう見えるか?】

Artist: Pamela Colman Smith
Public Domain via Wikimedia Commons
カードを切っていたら、スルーっと滑り出した1枚。
カップの10、逆位置。しかもジャンピング。
これで、このカードが出るのは3回目。
見た瞬間に出てきた言葉は、これだった。
「遠いなぁ、、、」
少し、心が辛かった。
歯医者へ向かう道中、そして待ち時間。
何も変えずに、ただ観察してみた。
「遠いなぁ」は、ずっと続いていたわけじゃない。
ふとした瞬間に浮かんでは、消えていく。
そして、ひとつの感覚に辿り着いた。
私は、ほとんど全部持っている。
元気に過ごせている。
雨風をしのげる家がある。
ご飯が食べられる。
愛する息子と、彼がいる。
大切な友達がいる。
仕事もある。
稼ぐ力もある。
欲しいものは、ほとんど手に入っている。
なのに、
お金だけない。
この「一つ」が、すべてを“遠く”していた。
カップの10は、本来「満ちている状態」を表すカード。
でも逆位置で現れたとき、それは
“満ちていない”のではなく、
“満ちていることを受け取れていない状態”
を示しているのかもしれない。
私は、「お金がない」という一点によって
“まだ満ちていない”と定義していた。
でも、本当はどうだろう。
お金がないから、幸せじゃないのか。
それとも、
すでにあるものを無視して、
「足りない」と言っているだけなのか。
今回の実験で分かったのは、
「遠い」と感じていた幸せは
本当に遠いわけではなかった、ということ。
ただひとつの欠けに意識を向けた瞬間、
すでにあるもの全体が、見えなくなっていただけだった。
じゃあ、お金はいらないのか?
それは違う。
お金は欲しい。
もっと自由に使えたらいいと思う。
それもまた、本音だ。
だからこれは、
「満ちているから何もいらない」という話ではない。
満ちている状態の中で、
さらに望むことはできるのか?
カップの10逆位置は、
そんな問いを静かに投げてきている気がした。
「遠い」と感じたあの感覚は、
欠けているからではなく、
欠けている“ように見ていた”だけなのかもしれない。
今日はここまで。
この状態で、もう少し観察を続けてみる。😎🌈🌬️
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