ワンドの6/Six of Wands × カップの3/Three of Cups|扉は、いつの間にか開いていた~ #17-2

🔥 実験17-2テーマ
安心した先で、人は自然に役割を持つのか?

Six of Wands – Rider–Waite Tarot (1909)
Artist: Pamela Colman Smith
Public Domain via Wikimedia Commons
Three of Cups – Rider–Waite Tarot (1909)
Artist: Pamela Colman Smith
Public Domain via Wikimedia Commons

前編では、
「そっかぁ♪」という静かな安心を感じていた。

仲間と過ごし、特別なことがなくても満たされている感覚。

私はただそこにいて、それだけで良かった。


でも、そこにいながらも、ふと、こんな感覚がよぎった。

「彼がいなければ、私はここにいない」

彼を通して出会った仲間たち。

それは自然なことだし、何もおかしくはない。

でも、「彼がいなければ繋がっていない関係なんだよな」

そう思ったとき、少しだけ寂しさが湧いてきた。


それでも、その場はあたたかくて、楽しくて、私はちゃんとそこにいた。


そしてライブ前。

準備が始まり、音響のセッティング。
その様子を見ているのがとても面白かった。

今までは、彼の彼女という立ち位置で
少し離れた場所から見ていた世界。

でも今回は違った。


「みまさり、あれ取って」

「はい〜♪」


そんなやり取りの中で、私は自然とその場に関わっていた。


そして音出し。

最初に聞いたとき、ボーカルの声が少し低く感じた。

でも、「こんなものなのかな」と思ってしまった。

自分の感覚に、まだ自信が持てなかった。


そのあと、会場の中を動いてみた。

左のスピーカーの前に立ったとき、音の高さが明らかに違っていた。

その瞬間、「これだ」と分かった。


思い切って音響リーダーに伝えると、調整が入り、音は整った。

ライブはバッチリ。

そして私は、褒められた。


でもそのときの感覚は、

「やった!」でも
「すごい!」でもなかった。


ただ、

「なんか自然に出来た」

だった。


あのとき感じた、あの小さな寂しさ。

それは、「私はここにいていいのか?」という問いだったのかもしれない。

そして、その答えは

言葉ではなく、体験として返ってきた。

私はそこにいて、自然に関わり、自然に役に立っていた。


ライブが始まったとき、私は音を聞いていた。

「この音、どうなってるんだろう」

気づけば、観客ではなく、作る側の視点で世界を見ていた。

そのとき、ふと思った。

「こういうの、出来るようになったら面白そう」


扉は、ノックした覚えもないのに、いつの間にか開いていた。


🧪 観測結果

・安心の先で、人は自然に動き出す
・関わることで、自分の力に気づく
・そして、新しい興味と可能性が生まれる

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